生活費用と都市の外観
※以上14冊をひとつにまとめた全巻BOXもある。1999年に「北方謙三 三国志」の名前でラジオドラマが放送され、2001年6月14日にはこのラジオドラマをゲーム化した「北方謙三 三国志」がメディアファクトリーより発売された。キャラクターデザインは寺田克也、ナレーションは渡辺謙が担当した。また2004年の2〜3月にかけて放送されたNHK人間講座には作者の北方謙三が出演し、本作へ対する思いなどを語った。愛知県蒲郡市生まれ。愛知県立時習館高等学校から早稲田大学第一文学部英文科卒。
晩唐は繊細で感傷的な詩風が主流となる。代表的な詩人として杜牧・李商隠・温庭筠・韋荘・韓偓がいる。さらには王朝の衰退に伴う社会の動乱を憂え、詩歌による社会改革を訴えた皮日休・陸亀蒙などの詩人も現れている。歴史の分野では、太宗がそれまでに編まれていなかった時代の歴史書を編むよう命じたのを受けて、『晋書』『梁書』『陳書』『周書』『隋書』が房玄齢らにより編纂された。『史記』や『漢書』などは、いわば私製の書物が後に国定の歴史書に昇格したものだが、この太宗の事業の後は、歴史書、とくに正史は、国家事業となった。滅びた前代の王朝の正史を編むことが、それを継いだ王朝の正当性の証となったのである。それでも私纂の歴史書の地位が低下することはなく、劉知幾が著した『史通』などは中国における史学の草分けとして受け止められ、後代の史家にとって必携の書となった。六朝時代に誕生した志怪小説は、この時代に伝奇小説に変貌して市井に流通するようになり、『古鏡記』『遊仙窟』『杜子春伝』といった数々の作品が生み出された。
在学中の1970年、純文学作品『明るい街へ』を同人誌に発表。同作が雑誌「新潮」に掲載され、学生作家としてデビューを果たす。1973年同大学卒業。PR誌の企画スタッフをしながら執筆を続ける。1981年、『弔鐘はるかなり』が出版。新人としては異例の“書き下ろし長編”による処女出版であり、二度目のデビューである。初版は8千部。翌1982年には、『逃がれの街』も出版。その後『眠りなき夜』、『さらば、荒野』、『檻』とヒット作を次々と生み出し、“ハードボイルド小説の旗手”として一躍人気作家に。1983年には『逃れの街』が、主演水谷豊、監督工藤栄一で映画化。以降『友よ、静かに瞑れ』、『黒いドレスの女』(1987年)などが次々と映画化され、作家としての地位を築き上げる。
台車の形状は地域や地区によって、車輪が台車の内についているものや外についているもの、車輪が木製のものや金属製のもの、車輪の大きさ、台車本体の木材の組み方などの違いがあり、数多くの種類がある。車輪の数としては四輪が一般的であり、それに補助の車輪がついているものもある。ほかには滋賀県大津市の大津祭での曳山や三重県北部の石取祭に使われる山車が三輪であり、静岡県森町から磐田市にかけての遠州中東部で引き回される二輪屋台、浜崎祇園山笠のように六輪あるものもある。また、それに伴って運行方法、運行形態も異なるものになっている。小城祇園においては、旧来は車輪がついていない山の下に丸太を次々に敷き挽いて運行するという珍しいものだったが、現在は普通に車輪のついた曳き山となっている。多くの場合、山車は人力で引いて動かすが、中にはエンジンやハンドルがついており自動車のように運転できるものもある。